2.26

・・・志はあるのか?覚悟はあるのか・・・

 

何事もなく、何も語られる事なく今日が終わろうとしている。

過去に大層な意味をつけるのもどうかとは思うが、今日という日については語られるべき話があり過ぎるだろうよ

 

2.26

 軍部による狂信的なファシズム体制が形成されるターニングポイントとなり、実質大東亜戦争に突入していくレールがひかれたと言っても過言ではない、語り継がれるべき事件の筈だ。

テロ行為が認められていい筈もなく、その後の結果を見ても賞賛されるべき事件では無い事は明白だし、戦争については体験していない以上は自分に語る資格があるとは思わない。

が、過程じゃないか!

“それ”を経ての“今”である以上“今”を生きる我々には“それ”について学ぶ義務があり、“それ”については個々で判断すればいい。

すくなくとも“個”の欲望ではなく、純粋に“国”に対しての思い、昭和維新・国家改造すなわち総力戦体制を造るという志に己が命をかけ、志半ばに散らした命の数の物語があったのだ!

その1つ1つを語り継ぐ事は不可能であるしそんな義理も義務もない

が、たかが76年前に我々日本人には志に命をかけた精神と覚悟があったのだ!!

 

たった1度の敗戦で豚に成り下がり、

偽りの安全を“買い”我が身を守るすべを放棄し、チャラチャラとした便利さと引き換えに差し出してしまった“武士道”という先人の教えは安易に捨てていい代物ではないはずだ !

 

今一度、いや何度でも問う。

志はあるのか?

志がないなら、朽ち果てた魂を抱き、生きながらに死ね!

日本人なら磨き上げた魂に寄り添い、志に殉じろ!!

お前もそして俺も・・・

 

2012 2 26 22:38

須藤 利浩

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