月が綺麗に見えたから

月が綺麗に見えたから

あの娘の笑顔が見たくって

 

月が綺麗に見えたから

今日は歩いて帰ろうか

 

月が綺麗に見えたから

コンビニ寄って酒買おう

 

月が綺麗に見えたから

買ったそばから呑んじまおう

 

月が綺麗に見えたから

あの娘の声が聞きたいな

 

月が綺麗に見えたから

遠くで仔犬が鳴いている

 

月が綺麗に見えたから

黒猫の影に目もくれず

 

月が綺麗に見えたから

風の流れがよく見える

 

月が綺麗に見えたから

あの娘に連絡しようかな

 

月が綺麗に見えたから

街灯の灯が寂しげで

 

月が綺麗に見えたから

自分の弱さが身にしみる

 

月が綺麗に見えたから

不安もなんか暖かい

 

月が綺麗に見えたから

あの娘とお酒が呑みたいな

 

月が綺麗に見えたから

今の自分にこだわろう

 

月が綺麗に見えたから

いったん楽になりましょう

 

月が綺麗に見えたから

それで自分を保てるか

 

月が綺麗に見えたから

あの娘にサヨナラ言い出せず

 

月が綺麗に見えたから

眼前広がる静けさは

 

月が綺麗に見えたから

見たこともない海の底

 

月が綺麗に見えたから

そこでは全てが闇の中

 

月が綺麗に見えるけど

まだまだ蒼くは見えないな

 

月が綺麗に見えたから

歩いた先には何がある

 

月が綺麗に見えたから

悲しい気持ちが溢れ出す

 

月が綺麗に見えたから

意味はないけど笑ってよう

 

月が綺麗に見えたから

あの娘の面影想い出す

 

月が綺麗に見えたから

壊れた僕は捨てて行こう

 

月が綺麗に見えたから

何かを拾って持って行こう

 

月が綺麗に見えたから

磨けば綺麗になる筈だ

 

月が綺麗に見えたから

あの娘は何をしてるだろう

 

月が綺麗に見えたから

もう少しだけ酔っちまおう

 

月が綺麗に見えたから

千鳥足でも構わない

 

月が綺麗に見えたから

優しくなれる気がしてる

 

月が綺麗に見えたから

あの娘も月を見てるかな

 

月が綺麗に見えたから

昨日を思って凹んでる

 

月が綺麗に見えたから

今の憂いを嘆いてる

 

月が綺麗に見えるから

明日は希望に満ちている

 

こんなに月が綺麗な夜は

壊れた凍えた感情も

希望も憂いも愛しさも

心の奥に仕舞い込み

自分の吐いたため息の

白さになんかホっとして

次の休みは時間を創って

あの娘の笑顔に逢いに行こう

 

2014 1 31 10:45

須藤 利浩

 

 

大台かぁ・・・

恐らく30代最後のブログって事になりそうな

私事ではありますが12日で40歳となってしまう訳です

10代の頃のハタチ、20代の頃の三十路共に別段何の感慨もなかったのですが

40は重いような…

なってしまえば何も感じる事はないのかもしれませんが

何となく引っかかるには理由がある訳で

それには心当たりもあったりする訳で…

 

先日、親父の会社の友達だったという方が2人でお店に来てくれました
(親父はもう引退?していますが)

自分が生まれる前からのお友達で

今でも年に数回は親父と一緒に呑んでるとの事

風来坊は次男坊

そんな言葉があるのかどうかは知りませんが

自分は次男坊でかなりの風来坊でした

“君は次男の・・・な子だよね?”

とまぁ割とロクでもない事まで知ってる風な口ぶり

そして“残念”と言わざるを得ないのかもしれませんが

息子とはそうゆう物らしく

親父はこんな次男坊にもそれなりに期待をしていたらしい

そう!引っかかっていたのは40手前にしてまともに“親孝行”をしていないなという事

最近よく考えていたところだったので心苦しさしか感じない

“最近親孝行について考えてはいるのですが”という自分に

「君は何を言ってるの?1番の親孝行は孫の顔を見せてあげる事だよ!」

~ ~ ~

そりゃ無理だぁ!!

一人で出来ないもの!!!

 

数日後、無事にBAR CLAYMOON2周年をさせて頂いたのですが

西宮で働いていた頃の懐かしい人が訪ねてくれました

50歳になったという自称幼女好きのNさんは

FBにて交わした約束通り

無理やり貰わされたNMB48の劇場版CDをプレゼントすると屈託なく喜んでくれました
(自分は“~48”的なヤツには何の興味もございません)

この50歳と39歳の独身コンビのやり取りを見ていた

これまた西宮時代にお世話になった47歳の美容師Uさんが口を開いた

「いやいや自分ら結婚はした方がえーで」
「はぁ」
「俺も昔は解らんかったけどや」
「はぁ」
「最近やっと結婚ちゅーもんが解った気がするねんけど・・・」

ん?真面目な話か?

 

Uさんは10年ぐらい前に大阪の自宅とは別に借りていた職場近くのマンションが

当時自分が働いていた店の近くでたまたま呑みに来てくれたのが縁で

仲良くさせて貰うようになったのですが

その時、既に既婚者であったにもかかわらずたまに彼女を連れて来てくれてました

時々手首に包帯を巻いていたその彼女の“激しさ”は半端ではなかったらしく

目の前でガラスは叩き割る、それを握りしめる、それで手首を切る…

ある日電話の向こうで発狂したように切れまくる彼女の話を聞きつつ

物に当たり散らし色々な破壊音を聞かされながら

こいつ部屋大丈夫やろか?とぼんやり考えながら怒りをやり過ごし

自分の部屋に帰ってみると破壊行為の現場はそこだったという

その彼女と別れたと聞いた後

しばらくして髪を切りに行った時には

“須藤くん、とうとうダブルスコア超えてもたわ。今度の彼女?歳やねん”

と少しだけ笑いながら言っていた基本的に物静かなUさんは

“結局結婚生活は経済力やで、生活費渡してたら平和なもんや”

と笑う事なく悟すように語っていたのだが

数年前“ギランバレー症候群”になり死にかけたらしい

8ヶ月もの入院生活

寝たきりのUさんを献身的に支えていた嫁はある日Uさんのお母さんの

“大変な思いさせてごめんなさいね”

というUさんの心の声の代弁に対してニコリともせずに言い切ったという

“いえ、嫁ですから”

 

“俺死にかけたやん、

その時嫁にはめっちゃ支えてもらって

何回もこいつは凄いなって思って

最近はちゃんと家に帰ってんねんけど

嫁がめっちゃ笑うんよ

付き合いだしてからで言ったら25年ぐらいかな

こいつこんな笑うんやなぁってなって

気がついたら俺も笑ってんねん

あぁ~結婚って言うのは2人で笑うって事なんやなぁって思ってや

1人で笑うのもいいかもしらんけど

2人で笑うっていいで

あっ須藤くんこれブログに書きーや!”

はい、ありがたく書かせて頂きました

すごく素敵な話やと思いました

 

さて、自分は1人で笑いたいのか

それとも2人で笑いたいのか・・・

正直まだ解りません

2人で笑いたくなったらもうちょい焦りだすのかもしれませんし

もう手遅れな可能性もありますしね(笑)

勿論間に合ううちに何かしらの親孝行はしときたい

ただまぁいずれにせよ相手のいる事ですし

現状相手のいない自分は深く考えてはおりません

ってより深くは考えれません

が・・・

40手前のこの多感になってる時期だからこそ

色々な人の色々な言葉が胸に響いた事

それだけは確かなようだ

 

2014 1 7 12:12

須藤 利浩